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日本市場でリード270%増:文化の違いを超えたローカライゼーション

文化的な溝を埋め、マーケティング戦略をローカライズして信頼を再構築し、現地に適応した効果的なマーケティングプログラムを展開

チャレンジ

Bureau van Dijk(ビューロー・バン・ダイク)は、グローバルで展開する企業情報データベース会社ですが、日本支社では本社と異なる独自のマーケティングが展開されていました。

本社のグローバルマーケティングは、「日本支社が独自に作成したパンフレットやイベントなどがブランドガイドラインに沿っていない」という課題を感じており、一方で日本のセールスチームは「本社制作のマーケティングコンテンツは日本市場のニーズに合っていない」と不満を抱えていました。

アプローチ

まずは状況把握のため、日本チームやAPACマネジメントとしっかり話し合い、課題を大きく2つに絞りました。

日本のローカルマーケティングへの投資不足により、営業担当が独自にマーケティング活動を行うなど、グローバルガイドラインやマーケティングの情報共有の仕組みがないため、情報のズレや機会損失が発生していた

独自の施策でも主催イベントなどで成果は出ていたものの、言葉の壁や「自己主張を控える」という文化的要因から、本社や他地域では十分に認知されていなかった

この課題に対し、まずはセールスマネジャーと連携し、マーケティングの役割やKPI、日本向けマーケティングの今後の戦略について情報共有を徹底しました。その上で、イベント・オンラインキャンペーン・英語のホワイトペーパーやウェビナー、ブログなどのコンテンツのローカライゼーションを含む年間プランを策定しました。同時にリスティング広告やSNSキャンペーンなど、新たなチャンネルを活用紙、認知度アップとリード獲得施策を進めました。

また、2つ目の課題に対しては、日本でのマーケティングの成果を社内のポータルサイトで英語記事として発信、グローバルマーケティング会議で日本の成功事例や学びを共有することで、社内における評価と認知度の向上につなげました。

実現した成果

  • グローバルマーケティングと日本チームの信頼関係・連携を再構築

  • グローバルブランドの一貫性を維持しつつ、ローカルニーズに沿ったマーケティング戦略を構築・実行

  • リード数、認知度などマーケティング効果を数値で把握・比較できる仕組みを導入

  • リード獲得数270%アップ

  • 社内コラボレーションと情報共有の仕組みの改善